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2010.10.31

歴史街道殺人事件

『歴史街道殺人事件』
歴史街道殺人事件 (徳間文庫)歴史街道殺人事件 (徳間文庫)
(1999/06)
芦辺 拓

商品詳細を見る


『殺人喜劇の13人』から二作目、芦辺拓氏作
森江春策シリーズ『歴史街道殺人事件』読了!
『殺人喜劇の13人』では大学生だった彼もこの作品では若手弁護士として奮闘中の模様。
探偵になるものだと思っていたけど・・・
まぁ弁護士もよし(意味不明)

あらすじを少し・・・
11月27日午後5時、集配に来た郵便局員が円筒形の郵便ポストから女の右腕を発見した。午後5時の
11月27日午後7時、兵庫県宝塚市にある廃屋となった旅館七賢荘から、女の胴体死体が見つかった。その死体の心臓部には大きなナイフが深々と刺さっていたが、首と右腕、それに左足が切断されていた。
11月27日午後8時、伊勢志摩スペイン村の中にあるコインロッカーでは女の左足を発見。
死体の身元は不明。
そして身元を明らかにする一番重要な部分
顔と身体の一部がまだ未発見のままだった。

警察が名神高速脇の雑木林から、里佳の首を発見したのだった。
若手弁護士の森江春策は母親と名乗った女性から娘の川越理奈を探して欲しいという依頼を受ける。
彼女の交流関係から周囲を捜索していく中、
今騒ぎとなっているバラバラ死体こそが川越理奈である事が判明する。
失意の中、依頼人である母親は娘が死んでしまった、殺した犯人を見つけて欲しいという
依頼に切り替え、森江は改めて捜査を開始。
しかし、間もなく彼女の恋人であり森江と"少なからず"の確執を持つ男が逮捕されたのだが・・・

事件の鍵を握るのは伊勢から神戸にかけての約300km、歴史を軸に繋がれた探訪ルートだった。

バラバラ死体ならではのトリック、そして時刻表トリックの二段ミステリー。
さらに別の他殺体も見つかったりと中々複雑でミステリーワールド満載でした。
意外性はないけれどミステリーとしてはとても読み応えがあるのではないでしょうか。
勿論自分は推理なぞせんなんだ!!(爆)







以下はネタバレ









芦辺 拓氏作・森江春策シリーズ第二弾でしたけれど・・・
やはり自分には合わないのでしょうか・・・以前読んだ『殺人喜劇の13人』があんまり・・だったけど、一作だけで判断するのは早計かなーと思い二作目を読んだけれど・・やはりう~んという感想。
主人公の森江春策が駄目だぁ合わないでやんす・・
かと言って他の人物達も同じで、好感持てる人がいなかった。
第一容疑者とする女性に惚れるし・・・しかも推理外してるし。
犯人を間違えたり推理を間違えたりすることはいいとして(誰にでもミスはある)
森江春策弁護士に魅力を感じませんでした

バラバラ死体を遣った時間差ミステリーはすごかったですね。
発見場所・発見時刻を巧に操ることで死亡時刻を攪乱したり
他の殺人と殺人未遂が交錯して事件の全体図を見え難くしたのは
ミステリー小説を書いた!!という感じでよかった(苦笑)
歴史街道を反対に辿るトリックも唸りました。
自分が推理しない人間だからかな・・・?

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Posted at 21:28 | 芦辺拓 | COM(0) | TB(0) |
2010.05.10

殺人喜劇の13人

殺人喜劇の13人 (講談社文庫)殺人喜劇の13人 (講談社文庫)
(1998/10)
芦辺 拓

商品詳細を見る

『殺人喜劇の13人』
「泥濘荘」に下宿している13人。
年末の宴が終わった翌朝からその仲間達たちが次々と殺されていくミステリー。

形としては『りら荘事件』を高沸させるようなスピード連続殺人。
次から次へと殺人が起こってしまうため目が回りますね。
孤島や通信が遮断された奥地じゃあるまいし・・・そんな急ぐ事もないだろう・・・
と的外れな感想を抱いた(爆)
犯人は誰だ?と考える度に殺人が起こり、人が死んでいく為に何もせずとも容疑者が絞り込まれるという形態・・・
でも本当に推理していろヒマがないので
大変ですね(汗)気づくと誰かが殺されている、と・・・

色々な所で視点(この場合十沼という学生)が「読みにくい文体!」と
言われているようですが、自分は普通に読んでいましたね。
「いきなり何を叫んどるんだ?」という場面はありますが(苦笑)、読み難さは感じませんでした。







以下はネタバレです。







事件の密室やトリック等は
第一回鮎川哲也賞受賞作であって様々な方法が取り入れられていると感じました。
超素人観点から、ですが(苦笑)
特に映画フィルムのテープトリックは中々凝っていたのではないでしょうか。
冒頭ではいきなり密室のトリックを解き明かしている点からも、トリック好きな人には大変読み応えのある作品と思います。
しかし・・・自分はキャラ立ちに惹かれてしまうミステリー愛好家(爆)
こんなにも多くの人間が登場
するのにお気に入りとなった人物はいませんでした・・・;
辛うじて十沼の彼女、かな;
探偵役は森江春策というシリーズ化している探偵役らしいのですが、特にキャラ立ちしているのでもなく、癖も個性も強い訳ではないので「なんだかなぁ」という感じ。
突然現れて今まで起こった事件のカラクリを解き明かしていくのはスゴイけれど、誰が話しても変わり映えの無い淡々とした謎解きでした。

犯人は結構意外な人物でしたね。
皆のアイドル水松みさと。
若くて際立つ美貌を持ちながら連続殺人を行うとは・・・色んな意味で珍しいというか・・。
大体ミステリーには一人位美女が登場するものですが、多くは被害者側か三角関係の中心か犯人の動機元だったりする訳なんですよねー。
美女が犯人、という事もありますが・・こんなに大量には殺さないイメージ(汗)

しかし・・・一番最後の森江春策が発見したメモは良く解らなかったです。
誰か解っていたら教えてください
Posted at 21:22 | 芦辺拓 | COM(0) | TB(0) |
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