FC2ブログ
--.--.--

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

2010.11.20

ダヴィンチ・コード

映画化にもなり、大ベストセラーで話題となった『ダヴィンチ・コード』読了しました。
映画版は前に観ただけで原作は読んでいなかったけれども「原作の方が面白い」という噂を小耳に挟んだので、原作を読んでみることにしましたー。
ダ・ヴィンチ・コード〈上〉ダ・ヴィンチ・コード〈上〉
(2004/05/31)
ダン・ブラウン越前 敏弥

商品詳細を見る


ダ・ヴィンチ・コード〈下〉ダ・ヴィンチ・コード〈下〉
(2004/05/31)
ダン・ブラウン越前 敏弥

商品詳細を見る


パリのホテルに宿泊していたハーバード大学の宗教象徴学教授であるロバート・ラングドンは深夜、突然フランス警察の警部補ジェローム・コレの訪問を受ける。
困惑したまま同行すると、着いた先はあの有名なルーヴル美術館。
何とそのジャック・ソニエール館長が殺害されたとの用件であった。
現場には奇妙な暗号文と、死体そのもので表したウィトルウィウス的人体図が遺されていた。
死体での初対面だが、実はラングドンは今夜ソニエール館長と会う約束をしていたのだ。フランス警察は被害者と約束をしていたラングドンを容疑者として現場に連れて来させ、現場で妙な素振りをしたら即逮捕する心積もりだった。
しかし、その時暗号解読官ソフィー・ヌヴーがやって来る。
暗号解読の為にやって来たと言うが、実はフランス警察の思惑を読んでラングドンを逃がすため駆けつけてきた。
彼女は被害者ジャック・ソニエールの孫娘で
祖父が残した暗号は自分しか解けないと確信し
ラングドンへ協力を求める。
一方ジャック・ソニエールを手にかけた犯人は彼が握っていたとされる"聖杯の行方"を追っていた。

冒頭で、「この小説における芸術作品、建築物、文書、秘密儀式に関する記述は、すべて事実に基づいている」
と但書きがされていたので、てっきりノンフィクションかと思いきやフィクションらしい。
ただ登場する建築物(ルーヴル美術館なんか有名過ぎですしね)やオプス・デイ組織なるものは実在しているらしい・・その中で「秘密結社」のシオン修道会や「儀式」は創作であるらしく
多くの論争を生んだ。
まぁ、当然ですな(苦笑)
実在のものと創作のものが入り混じるのですが
自分は最初フィクションと思い込んで読んでいました(爆)
だってルーヴル美術館やレオナルド・ダ・ヴィンチやモナ・りザ、マグダラのマリアなど
実在名が多く出てくるのですから。
その道に暗いので事実かどうか判別できないんですよね
無宗教(でも初詣や墓参りには行く)である自分でも「これよく発表したなー」と思いました。
各国では様々な宗教が根強く、その中でキリスト教カトリックについて色々書かれているのでキリスト教からの反発は避けられない・・・
実際映画発表時は結構な騒ぎになりましたよね。
国としては珍しく(?)宗教に疎い日本人は静観していましたし、映画を観ても「へぇー」くらいの感想しか持たなかったと思うのですが当時海外のキリスト教は騒いでいたのを覚えています。日本国内でも騒ぎがあったのかは覚えていないのですが;

キリスト教ではなかったおかげか所為かは判りませんが、普通に楽しめました。
というか、面白かった!!
暗号に秘められた様々な謎と、モナリザを初め有名な宗教画の謎とダヴィンチが遺したメッセージ等が凄い!
「まさか・・いや、でも・・すごいな・・」
と何度も呟きましたとも。
正直フィクションと知らなくて良かったかも・・と思うくらい驚きっぱなしで
自分でも知っている名画に秘められた謎は感嘆。"最後の晩餐"は本当にゾクッとする位驚きました。
創作でも一つの小説として十分楽しめる作品ではないでしょうか。そして事実だと信じてしまう自分もいますね。
勿論カトリックなどから反発のあった部分は創作かもしれませんが、
ダヴィンチが遺した謎や絵に遺されたメッセージは理路整然としていて
事実そうだったのではないか、と思います。
実際どうなのかはダヴィンチに聞かない限り判らないのですから(苦笑)
それ位は信じてもいいかも、と。

超話題となった映画はリアルタイムで観たのですが、正直イマイチで・・・
これは原作読んでから観たほうが良かったなぁ・・もし映画がこれから公開だったら
「絶対見に行く!!」と興奮すると思います。なのでDVDでもう一度観ようっと(爆)
今思い返してみると「よく出来ているなー」と思う部分が多いかと思います。
小道具とか舞台とか結構忠実じゃないですかね?
先に映像を観てしまったからかもしれませんが
役者も結構ピッタリだったと思います。
特にソフィーはピッタリな女優さん・・・あの顔は"ソフィー"って感じ(ぇ)
ラングドンはな・・トム・ハンクスで良いけど髪形がイメージと違う(笑)ベズ・ファーシュ警部はもっとゴツいイメージですねージャン・レノだと細いんじゃないかな・・?







以下はネタバレ。






ハードカバー上下巻で読みましたが、グングン進みますねー。
自分としては超珍しく映画見た後(即ちネタバレ後)に読んだにも関わらず、楽しめました。
面白い作品は面白いままなんですね!
この作品で強く感じることは
・宗教って根深い・・
・ダヴィンチって恐るべし天才
って所ですね。
教会が隠し続けてきた"聖杯"の秘密やオプス・ディの存在・・
キリスト教の根本を覆す"キリストの血脈"!!これはキリスト教徒でなくても驚愕の羅列でした。
しかし真実は闇であり、その鍵を握るのは人類中一番読まれている本・聖書にある。詳しく読んだ事はありませんが、この作品文中聖書は偽りだという様な事が書かれていますね。
全てではありませんが、キリスト=神である"像"を創ることで書かれたのが聖書
という位置になります。
しかもキリストには子孫がいるという
何とも生々しい説が中心となっている---驚きに驚きだ。
信徒はショックな小説じゃないんですかね・・・自分は違うけどこんなに(どんなだ)驚きました。裁判沙汰になったのも頷けます。
決して批判的な事が描かれている訳ではないので誤解のないように!
あくまで著者は「こういった説が考えられる」という話を書いているだけなので!

この作品で一番好きなのは"最後の晩餐"シーン。
これもダヴィンチ代表作の世界名画ですね。"ヨハネによる福音書13章21節「12弟子の中の一人が私を裏切る」とキリストが予言した時の情景"との事ですが
この画に纏わるメッセージを解説するシーンがあります。自分は全く知識が無かったもので、その画が福音書13章21節の情景だったことも、描かれている人間達が全員男だという事も知りませんでした・・・なので驚愕度はかなり劣りますが・・
でもそこに描かれているキリストの左側がマグダラノマリア説には驚きましたね。
キリスト結婚説、そして"聖杯"を示すメッセージでもあったと・・・
対になっている衣服と右側に移せばキリストに寄り添う姿勢、かすかな胸の膨らみ---
なるほど、女性に見えますね。
無知な自分は「それが?女がいると何か不都合があるの?」という馬鹿丸出しの感想を持ち(爆)
「言われてみればキリストの左側がやけに開いているな」という見た目だけの印象しか持ちませんでした・・・ふぅ。
でもこの女性に見えるような描写はダヴィンチによくある作風なのだそうです。
これも知りませんでした;でも「こういう説もあるね」という形で披露しているのでしょう。
ダヴィンチが女性として描いたのか、男性として描いたのか・・・はてさて真相は判りませんぞ。

様々な論議を噴出させ、様々な説を唱えた『ダヴィンチ・コード』であるが
小説として十分面白かったので自分の中で大満足!!特に暗号は凄かったですね。
一つの数字・文章に二重三重の意味を持っていたなんて!!
これは興奮しました、本当に。
教会が過去に残した暗号もスゴイが、被害者となったソニエールの暗号もスゴイぞ!
ダヴィンチが生前設計していた暗号も唸らされるものばかりで、
前述した通り彼は真の天才、である!
きっと彼の全てを理解できた人間は居ない・・・のではないでしょうか?
天才とはいつも理解されないものであり、孤独なもんだ・・(という自説を持っている;)
これを読んでもっとダヴィンチの事が知りたいと思いました。モナリザだけで沢山の謎やメッセージが読み取れるようですね。
ダヴィンチからすると「いや、別にそういう訳じゃなかったんだけど」という
反論があるかもしれませんが(苦笑)
彼が"遺したもの"を見るのはきっと面白いんじゃないかと。
勝手な解釈でホクホクしてしまう自分かもしれませんが・・・
色々調べてみようかな、と思います。
スポンサーサイト
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。