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2008.12.28

八つ墓村

ついに読みました!!
巨匠横溝正史氏による八つ墓村
名作の一つですね。
映像化も多い今作品、横溝氏の中でも長編・・・?っぽい印象でした。
横溝氏は短い話も多いですよね?薄い本が多く見られてたので。
夜歩くを未読のままですが、八つ墓村読めました。
あまり影響はなさそうなので良し!!(爆)

八つ墓村 (角川文庫―金田一耕助ファイル)八つ墓村 (角川文庫―金田一耕助ファイル)
(1971/04)
横溝 正史

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これはまた・・・ミステリーの王道ストーリーですね。
ミステリーはミステリーでも、近年頻発する‘2時間サスペンスドラマ’の王道というか・・・

山奥の村
村に伝わる落ち武者の呪い
大御所・名家
跡継ぎと財産問題
過去に奇妙な事件
因縁めいた人間関係
村の秘密
老婆の落ち武者様の祟りじゃ~~!!

等等・・・盛り沢山です。

ある日、突然主人公・語り部である寺田辰弥に舞い降りた「遺産相続」。
場所は山奥のひっそりとした「八つ墓村」
その村には勿論、王道の一つである過去に奇妙な事件があり、因縁めいた人間関係もありますが、その「因縁」は凄まじいもの。
十数年前、村人が突如虐殺された。
その数三十名以上に上り、老若男女問わず襲われたという。
その虐殺を繰り広げた男は、その村の名家当主。
虐殺の後、山へと入りそのまま消息不明となった。
主人公辰弥は、何とその息子だという----

その村の出身者だという嵯峨弁護士と森美也子という女性に促され、辰弥はその村へと足を踏み入れるのだが・・・・



大雑把な筋書き(冒頭)はこんなもんです。
「八つ墓村」に行く前に不可解な事があるのですがより長くなるので省きます。

とりあえず・・・・
辰弥は村に着きました。
でも事情が事情なだけに、歓迎するのは
嵯峨弁護士と森美也子にはじまって、
彼らを送り出した辰弥の実家であるという田治見家一同位なもんです。
大抵の村人達は疎んじるし怪しむし、怖がるしで・・・
辰弥の立場は際どい事前提で八つ墓村に上陸です。
一寸可哀相なのですが・・・これが「かなり」可哀相にまで話が進んでいきます。
勿論事件は"連続殺人事件"。
名作の名に恥じず(?)凄まじいです。
ミステリーという小説にありがちな
じわじわ 感 や 追い詰められる 
を感じつつも、ある一種のスピード感をも感じました。
自分はもう事件の謎を解くなんて事は出来ませんから、ただオロオロ汗とか

ただ・・・それだけではなかった!
八つ墓村には様々な要素が織り込まれています。
上に挙げた
村に伝わる落ち武者の呪い
過去に奇妙な事件
因縁めいた人間関係
村の秘密
それらが巧妙に湧き出てきて、八つ墓村の面白さを引き立たせているのです。

語り手が寺田辰弥という小説家でも何でもない一般人だからなのか判りませんが、描写に擬音が入り込んでいるのが目に付くんですよ。
でもそれがまた良かった!!
横溝氏の文才たる「技」かもしれませんが、擬音の織り交ぜ方が上手で、状況がわかり易かったですね。擬音を使うと文章が安っぽくなるんじゃないかと素人丸出しの考え方をしていたのですが・・・全然ですね!!擬音の入れ方が巧みな所為でしょうか。

肝心の金田一探偵ですが・・。
今回「あれ?」っていう感じでした。
あまり出番が無かったですね。
捜索して、調査もしたでしょうし、事件解説もしてくれたでしょうが
影薄かったように思いました。
神出鬼没で質問も飄々・意味不明なのは相変わらず(笑)
でも、もうちょっと出張ってよかったのになぁ・・・って感想です。


全体としては面白かった!!!!
今の所横溝氏の作品で一番好きです!!!
いや・・・ほんの少ししか読んでいないのですがね・・・汗あせ
でもでも、大好きです!!
自分流「面白いツボ」の一つである
登場人物が好き=面白い 法則!!
此処に成り立った♪
詳細はネタバレに書きますが、良かったんですよ。
事件やらミステリーやらからの視点からはどうかよく分かりませんが、
きっとまぁ面白い(おい)
推理っていうより今回は「冒険」「探索」要素が濃いですね。
ミステリー好きの方にはミステリー要素が少ないと感じてしまうかも・・・
でも、面白い事に変わりはないと思います!!
映画もいつか借りて見て見たいなぁ。
ビバ八つ墓村!!
横溝氏の作品、これからも読破していきます。



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Posted at 19:25 | 横溝正史 | COM(0) | TB(0) |
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