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2009.08.30

確率2/2の死

吉敷シリーズ『確率2/2の死』

確率2/2の死 (光文社文庫)確率2/2の死 (光文社文庫)
(1985/09)
島田 荘司

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プロ野球選手の息子が誘拐された。
身代金受け渡しの為に都内を走る吉敷刑事。
指定の場所、時間、赤電話で体力ギリギリながらも犯人の要求通り
指示をこなす吉敷だったが、犯人は突然人質を解放。
身代金も受け取らず、そのまま消えた。
犯人の目的は何だったのか、謎のまま。

一方、ほぼ同日に別の「謎事件」が発生。
此方は視点がマンションに住む主婦が体験した事件である。
決まった曜日・時刻にマンションの周りを徘徊する白いバン。
最初は僅かに目に付く程度のバンだったが、次第に不審感を募らせてゆく。
そして、驚くのはいつも同じ時間、同じ場所を巡っているにも関わらず
その白いバンを目撃しているのは、主婦のみだと気づく。
買い物をする時に謎の白いバンについてお店の人達に聞いてみるのだが
誰も「そんな車は知らない」と言う----
この事件もまた謎の事件である。


この何の関係もなさそうな「不審事件」が最期に絡み合って真相が解明されてゆく。


いやー、不思議も不思議。
誘拐事件で走りまわされた吉敷が可哀相だったなーという印象があります(おい)
まぁ、最期にはもっと可哀相な人が出てきますけど・・・
全体として短い作品でした。
枚数が少ないので、気楽に読める感じ・・・でしょうか。
事件の真相としても「へぇ、そんなのがあるんかぁ・・・」と、初めて聞いた言葉が登場。
知っている人には解決が早いかもしれない真相ですが、自分は全くしらない「事情」
だったもので、最期の最後まで判りませんでした。

意味不明で、全く謎が謎を呼ぶ事件を繋げていく所が非常に島田氏の作品っぽい。
短い上にぐいぐい読んでしまったので、あっという間の作品でした。
面白いかと聞かれたら・・・う~んうーん…・・・ですかね。
面白くない、という訳ではなく、あまり印象に残らなかった・・という所でしょうか。

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Posted at 19:02 | 島田荘司 | COM(0) | TB(0) |
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