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2009.09.30

ベンスン殺人事件

かの有名なヴァン・ダインの処女作。
ファイロ・ヴァンス活躍の第一作目・・らしいです(爆)
『ベンスン殺人事件』
ベンスン殺人事件 (創元推理文庫 103-1)ベンスン殺人事件 (創元推理文庫 103-1)
(1959/05)
ヴァン・ダイン

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海外作家の作品を手に取ったのは久しぶり。登場人物名に注意しながら読みました(苦笑)紹介ページがあったので、いくらか安心していましたけどね。

え~、このファイロ・ヴァンスシリーズは初めて読みましたが、探偵ものだという事は知っていたのでワクワクしながら
ページを捲りました!
しかも、ちゃんとワトソン君たる友人も登場するんですね。
たまに探偵はいるけど、ワトソン君がいない場合もあるので・・・
もしくは途中まで居ない、とか(綾辻氏の館シリーズはそんな印象。)
主人公はファイロ・ヴァンス探偵ですが、語り手はやはりワトソン君でした。

そして、何やらこの事件は昔「実際に起こった事件」の様に語られています。

ファイロ・ヴァンスという名前は偽名であり、彼の許可を得てこの事件を書にした という形になっているようです。
その著者がS.S. ヴァン・ダインという事らしいですね。
微妙に探偵名と著者名がかぶるぜ;

事件はウォール街の株仲買人アルヴィン・ベンスンが自宅で頭部を撃たれ、殺害されている というもの。

二転三転という訳ではないのだが、
容疑者達がどんどん移り変わっていき最後になってやっと真犯人が判明する。
意外な犯人という訳ではない。
皆が怪しい・・しかし、決め手がないという感じですね。
何よりも容疑者達の「アリバイ」が後になって段々崩れていってしまうので、
シロからクロへとどんどん反転していってしまうのだ。
それは勿論捜査で判明するのだが推理して崩すのではなく、証言者を買収・誰かをかばって嘘の証言をしていたという点が判明していく次第。
推理して崩すのはあまりないという印象でした。

ここで少しファイロ・ヴァンスシリーズ
に対しての感想を加えておきます。

検察であり、ファイロ・ヴァンスと旧友でもあるマーカム氏と共に事件を捜査していく形になっているのだが・・

いやはや、久しぶりの海外小説は疲れました
登場人物の名前を覚えるだけで一苦労;
そして抜粋・注訳も多く、頁を行ったり来たりしました。外国版(?)皮肉やジョークを理解し切れないのが悔しいですねぇ。

事件概要と致しましては・・・
勿論、判らん!!(キッパリ)
犯人だってトリックだって判らんよ(威張るな)。自分にとっては意外な犯人でしたが、「そうだったんか」という感想
しか持てないです。
何しろキラキラ『初!ヴァン・ダイン作』キラキラでしたし、ファイロ・ヴァンスも初めてだったので、人間関係や彼・ワトソン役・周囲の人々の人となりを注視しながら読んでいました(爆)
ファイロ・ヴァンスは紳士的・高飛車系
探偵のようですね。
何となく鮎川氏の星影探偵の雰囲気があり、高木氏の神津探偵の色もあります。
プラスで皮肉色も強い(苦笑)。
まだ一作しか読んでいないので
第一印象に近い印象なのですが、自分の中ではそんな感じです。
星影・神津探偵共に嫌いな探偵タイプ
ではないので、(むしろ星影探偵は好きだしなぁ)不快感等は感じない探偵でした。
皮肉や教養が多い人のようなので、
それらが全て理解出来ていれば、もっと違う印象になったかも;

意外だったのはワトソン君でした!

存在感薄ッ!!!
本当に薄いんですね。話すことも話しかけられる事も殆ど無いです。
あったっけ・・・?という位(爆)
第三者視点というか・・回想というか・・語り手が小説に登場している人間ではない、という感じ。
二階堂蘭子シリーズの二階堂黎人より存在感ありませんでしたよ、うん(失礼)

でも、ファイロ・ヴァンスの友人である事は確実なので大丈夫(何が)最初の方で彼らの友情(?)馴れ初め話がチラと出てきます。

もっと掛け合いみたいなのをして欲しいなーと思いました。そりゃ火村&アリスまではいかんとも良いので、神津&松下コンビ位には・・・(爆)

登場人物達に感情移入が出来なかったので続編に手を出すのには時間がかかりそうです。
名作でトリック等も秀逸なのでしょうが、生憎自分は「読者への挑戦」を悉く素通りする素人読者です。
秀逸さが判らんのだから仕方がないのです!!(開き直り)

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Posted at 20:51 | 未分類 | COM(0) | TB(0) |
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