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2010.04.25

ストレート・チェイサー

『ストレート・チェイサー』

舞台が今回日本ではなく、どうやら他国らしい。イメージはアメリカ(爆)
冒頭から「仔鹿ちゃん」とか日本ではあまり見受けられない"呼び名"登場。

ストレート・チェイサー (カッパ・ノベルス)ストレート・チェイサー (カッパ・ノベルス)
(1998/04)
西澤 保彦

商品詳細を見る


あらすじをざっと紹介。

とあるバーで三人の女性が酒を酌み交わしていた。
お互い初対面である故に即席の"呼び名"で語り合うのは何と「トリプル交換殺人」について。
酔いに任せ「職場の上司を殺したい」と喋るリンズィ。その場は「約束」しつつ三方に分かれた彼女達であったが
勿論見知らずの人間と交わした交換殺人なんてとんでもない思い付き。
しかし、後日何とその「約束」が"実行"されてしまい------

冒頭から「トリプル交換殺人」という凄い提案が挙げられたものです。
その後すぐに「そんな訳ない」とふざけて語り合った"計画"になるわけですけれど、自分は信じちゃっていました(爆)
ミステリー小説ですから(何)
でも、計画を持ち出した相手がその日初対面の人間たちなのだからありえないのも当然。
信じてしまった自分って・・・

しかし、後日本当にその「トリプル交換殺人」が実行されてしまうのだから
リンズィは混乱。
当たり前ですな。自分はそんな計画全く鵜呑みにしていなかったにも
関わらず、殺人は実行-----しかもやったと思われる相手とは
連絡取り様もない----これからどうなってしまうのかという不安の中
事態はどんどん「とんでもない方向」へ進んでいってしまう。
中だるみになってしまいそうな展開でもさまざまな人間、その関係間で飽きせず読み進められました。
なんといってもリンズィの一人娘がスゴイ。こんな娘いないだろう、という位冷静で分析官(苦笑)。
最期の真相も自分にとっては驚きだった。
でも、悪くない展開で良し!(笑)





以下はネタバレです。






今回のSF要素は"魔法の眼鏡"でしたね。
その眼鏡をかけると周りからその人の姿が消えてしまうとかいうシロモノ。
でもその存在を忘れかけてしまいました。
かなり重要な要素なのになぁ

そして、今回も何だか「西澤氏的ブラック」がありました(苦笑)
人間関係や、その人達の思想ですね。
所々でドロめいていて「なんだかなぁ」という感じ。
でも、最初では「嫌な上司」だった筈のタナカが愛されていたのは良かった。自分として唯一心温まるエピソードでしたね。
最初リンズィはタナカが殺されたと知って恐ろしさのあまりショックが大きいのかと思っていましたが
実は彼を愛していたからショックが大きかった・・・・んですよね?(聞くし)
彼女の取り乱し様もやっと頷けるというもの。
タナカが生きていて良かったねぇ☆
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Posted at 22:44 | 西澤保彦 | COM(0) | TB(0) |
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