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2011.05.29

二重標的

『二重標的』<ダブルターゲット>読了。

二重標的(ダブルターゲット)―東京ベイエリア分署 (ハルキ文庫)二重標的(ダブルターゲット)―東京ベイエリア分署 (ハルキ文庫)
(2006/04)
今野 敏

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STシリーズを読んでいる最中なので、同じ作家さんで別シリーズにも手を出してみよう、という事で(笑)読んでみました。
ベイアリア分署シリーズ第一弾のようです。
そのまま、警察小説のようですね。
ベイエリア分署=東京湾臨海署に所属する安積警部補を語り手に進んでいき、様々な事件と警察関係者等を中心に物語が進んでいく・・・・・・ようだ(爆)

今回の事件は、あるクラブで発生したOL殺人事件。
10代が大半を占めるクラブハウスで30代の女性が死んだ。
場違いとも言える場所で彼女は何をしていたのか?何故彼女は死んでしまったのか?
同時刻に起こった別事件との関連性を見出し、安積らは事件へと迫っていく。
「これぞ警察小説!」という位組織や別署との縄張り・プライド争いなどが織り込まれ、横山秀夫氏作品を思い出しました。まぁ、横山氏程「組織」色が薄いのですが・・・どこの警察も同じですね。

おそらくこのシリーズはST同様、キャラクターの個性が光るシリーズかと思います。
主人公(?)安積を始め、村雨・須田等の関係も面白そうだ。
ドラマ化になっているとのことなので、機会があったら見てみたい。












以下はネタバレ。















僅かな物証や証言から地道に捜査し、確実に真相を突き止めていく様は
警察小説ならではの面白さとも言えますね。
探偵が登場する小説では、警察は科学捜査やDNA鑑定を行う組織で
あくまで事件の謎に迫るのは探偵に任せられるのですが
このシリーズは勿論、警察が捜査して推理して物的証拠を集めて犯人を逮捕します。
そこで弊害となる警察"組織"のもどかしさや苛立ちも(爆)
警察小説ならでは、ですねー。

場違いとも言えるOLがクラブでミュージック演奏中毒殺。
しかし・・交換殺人とはねぇ・・・。
これじゃぁ被害者の交友関係を洗っても犯人が見つかるわけない。
(それが交換殺人のメリットですがね)
しかし・・・真相を突き止めたのだから凄い。
まさに「地道」!!
実際の捜査もこんな感じなのでしょうか?
だとしたら警察って本当に大変だし、嫌になってしまう仕事なんだろうなぁ・・。
闇の警察人物達はともかく(爆)、警察を尊敬してしまう。
トンデモ警察もいますがね・・・。

自分としては安積が離れて暮らしている妻(離婚か別居か忘れました・・)と娘のエピソード。
特に娘ですねー。心温まりました。

毎日死体と凶悪犯と警察組織の暗部を見せつけられている安積にとって
娘からの連絡は唯一心休まる瞬間だ。
娘から誕生日レストランで食事しよう、と誘われ「今事件捜査のまっただ中だから無理だろう」と思いつつ何とか間に合わせたい父。
そして事件解決後、約束の時間が過ぎてボロボロでもレストランに駆け付けた。エライ。
どうなることかと思ったけれど娘は喜んでくれたし、来る直前に買ったプレゼントも喜んでくれた・・・
良かったねぇ安積・・・否、お父さん







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Posted at 19:50 | 今野 敏 | COM(0) | TB(0) |
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