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2011.10.30

義闘 渋谷署強行犯係

今野氏『義闘 渋谷署強行犯係』読了ー。

義闘―渋谷署強行犯係 (徳間文庫)義闘―渋谷署強行犯係 (徳間文庫)
(2008/11/07)
今野 敏

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まず最初に、この作品はシリーズ第二作目という事・・
中盤あたりで「何のこと?」と首をかしげる部分がチラホラあったので
まさかとは思ったが・・・失敗したー!
第一作目は何というタイトルだろう?うーん、無念(爆)
どうやらこの作品は竜門という生体氏整体師であり武道の達人のシリーズらしい。
と、いう事は『義闘 渋谷署強行犯係』というタイトルは失敗ではないだろうか?
確かに竜門の知り合いで強行犯係である刑事・辰巳が登場するが
主人公はあくまで竜門らしい・・ハテ・・・何故このタイトル?
と、いう部分はとりあえず置いておいて・・
今回は事件として「族狩り」が連続発生する。
夜遊びまわり、犯罪を繰り返す青少年達が巨体の男に次々と打ちのめされていく事件だ。
目撃証言や、倒された少年達から犯人は巨体で恐ろしく強い、という・・・・
何しろ相手は凶暴な少年3~5人であり、凶器を持っていたにも関わらず
あっさりと倒してしまう程の腕前。
普段は整体師、夜は義闘の武道家という竜門。
周囲や知り合いの辰巳からその話を聞いた竜門は、ふと最近患者となった
ある男に疑惑を持ち始める。
この作品はとことん「武道」に関する薀蓄が綴られている。
人間の倒し方<間接・急所・失神のさせ方>や人体<筋肉のつき方・傷跡・
関節の腫れ具合>等今野氏の武道知識オンパレードである。
今野氏の作品は少なからず、そういった武道知識が綴られているが
この作品は本当に多く感じた。
「おぉ~そうなんかー」と頷くばかり(馬鹿丸出しの感嘆)
何しろ竜門も武道の達人、そして少年達を打ちのめす男も武道の達人である。
そして竜門は男の正体を確認しようと夜の街へ繰り出していく-----
正直刑事辰巳の存在感は薄く、ひたすら竜門と族狩りを行う男二人を軸に
ストーリーは進んでいく。
そして、その背景として少年達の非行や犯行を浮き彫りにしている、といった具合。
正直、今野氏作品の中では面白さに欠ける作品だった。
ミステリー度も低く、ただひたすら二人の男の闘いが語られていて
大きな起伏もない。
キャラクター達も大きな特徴は無く、他の今野氏作品に比べると印象が薄くなる
・・・
ただ、やはりそこは今野氏。作品自体がつまらない、という事はなし。
武道や格闘などが好きな人は色々楽しめる作品かと思った。
ネタバレは特に無し。謎らしい謎はないので。
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Posted at 20:05 | 今野 敏 | COM(0) | TB(0) |
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