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2012.02.27

ヴィラ・マグノリアの殺人

若竹七海氏『ヴィラ・マグノリアの殺人』読了!

ヴィラ・マグノリアの殺人 (光文社文庫)ヴィラ・マグノリアの殺人 (光文社文庫)
(2002/09/10)
若竹 七海

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若竹七海氏の作品を読むのは初。ミステリー作家として
有名な方ですよね。どういう作風を持っているのか・・・。
ヴィラ・マグノリアは海を臨む建売住宅。
自然が美しく静かな反面、
交通の便が非常に悪いのでそこに住む人々は一風変わった者ばかり。
そのヴィラ・マグノリア3棟館で身元不明の変死体が発見された。
顔・指紋が潰されていたため、死体は男性のものであるという事以外
わからず、捜査は難航する。
容疑者は勿論(?)ヴィラ・マグノリアの住民達。
果たして犯人は誰なのか?
そして被害者の身元は?
建売住宅というのは初めて聞いたが、まぁ一戸建てが密集している住宅地
といったものだろう(アバウト過ぎ)
まずこの作品を読む上で覚えなければならないのが
登場人物と棟館と、どういった人物か・・中々覚えきれない;
ざっくり紹介すると・・
大地主・中々有名なハードボイルド作家の角田港大夫婦を始め
葉崎市役所に勤める三島芙由と双子の娘たち亜矢・麻矢や
ホテル南海荘のオーナーである牧野セリナ、
古本屋を経営する娘の典子と母鬼頭時子。
五代四郎・フジ夫婦と
中古車自動車の販売会社の社長、伊能渉と妻、息子三人家族。
一人で住んでいるのは翻訳家・入江菖子や、学生で塾の講師などをしている中里澤哉と岩崎晃。
ファミリーレストランの店長の夫松村健・朱美。
やはり独り暮らしの老婦人十勝川レツ。
これでさらに「何号棟」とついてくるのだから混乱してしまう。
そんな住民達の中に登場した変死体。捜査するも
思うように聞き込みが上手くいかない刑事達・・・
そしてまた新たな事件が起こるのだが・・。
自分がこの作品で一番気になったのは、犯人よりも最初に出てきた変死体の身元だった。
大概犯人は誰なのか?トリックはどういうものなのか?
勿論それも気になる事項だが、一番はそこだったという---
捜査やストーリーが進行していっても、焦点はあくまで
誰が殺したのか?に向けられているし、何度もヴィラ・マグノリア住民達の会話や関係性に集中しているので「あ、そういえば最初の被害者は誰なんだっけ?」と
思い出したようにポッと出てくる感じ・・・そしてそのたび気になる。
事実この被害者が何者なのか見当をつけるのでさえ
物語の中盤から後半にかけてだったと思う。
それまでは新たな事件と住民達の騒動であわただしい印象だった。
最期の真相としては「おぉっ」とした驚きはあったが
そこまで練られたトリックやアリバイはないので軽く読み込めるミステリー小説だと思った。
一癖あるヴィラ・マグノリア住民達であるが、そこまで
個性も無く、何だか似たように気が強い女性と弱い男性なので
「もっと癖はないのか」と思ってしまう(苦笑)

感想としては・・・
本筋とは違ったエピソードや人物達のやりとりが多い気がして
無駄にうるさい印象が拭えず、あまり自分には合わなかった。
ネタバレは曖昧な記憶しかないので無闇に書かないようにします(汗)
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Posted at 21:00 | 若竹七海 | COM(0) | TB(0) |
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