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2012.03.31

クリヴィツキー症候群

逢坂剛氏作、『クリヴィツキー症候群』読了!


クリヴィツキー症候群 (講談社文庫)クリヴィツキー症候群 (講談社文庫)
(2003/07)
逢坂 剛

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岡坂神策視点のシリーズ第一弾らしいですね・・・
現代調査研究所所長(と、いっても一人)岡坂は私立探偵。
彼の元に舞い込んだ"スペイン事情"を元に
歴史や殺人事件の謎を解き明かしていく連作集。
スペイン内戦やスパイに関する文献と知識をひたすら
詰め込まれていた印象だった。
印象に残った事は
この時代にはインターネットが無いためか、依頼が舞い込んで
調べ物をするのは国立図書館や古本屋で書籍を買いあさる事で
調べるしかない、という点。
今では当たり前となったインターネットの便利さと
現代人の怠惰さを浮き彫りにされる事柄でもある。
・・・本編とまるっきり関係ない事に目を向けてしまう自分・・
この作品は20年近く前の作品だから仕方ないが、
その他の事に関しては時代を感じる部分が無かった。
ただ、今までスペインの、しかも内戦やスパイについてを
主旨とした作品は読んだことが無かったので新鮮さはある。
しかも中には歴史事実や実名も登場するので
その辺りの歴史に詳しい人にとってはより楽しいと思った。
短編集各々最後辺りでどんでん返しが含まれている部分もあるので
その辺りの驚きはミステリーとして楽しめた部分。
「ミステリー」や「私立探偵もの」というよりも
「ハードボイルド」「スペイン歴史」というキーワードが
浮かぶ作品。
単語が多くて難しいが、自分としては結構楽しめたと思う。
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Posted at 22:49 | 逢坂 剛 | COM(0) | TB(0) |
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