2009.10.24
私が殺した少女
ハードボイルド沢崎シリーズ第二弾
『私が殺した少女』読了!
ある日渡辺探偵事務所に一本の電話が入った。
“男の様な声の女”にある場所まで来て欲しいという内容。
よく判らないままブルーバードを走らせ
指定された場所へ向う沢崎。
その先では何と誘拐事件が発生しており、待ち構えていた刑事に身柄を拘留されてしまう。
その後何とか釈放された沢崎であったが、誘拐事件容疑から外れた訳ではない。
何と釈放された訳にはとんでもない“任務”が課せられていたのである。
直木賞・ファルコン賞受賞作。
前回『そして夜は甦る』設定そのままのシリーズですね(当然)。
相変わらず孤独な私立探偵沢崎が事件真相を巡り駆け回ります。
前回は失踪及び狙撃事件。
今回は誘拐事件です。
バイオリン弾きの天才と謳われる11歳
少女が何者かに誘拐された。身代金は六千万円。
彼女を無事取り戻す事は出来るのか?
そして犯人は何者なのか?
緊張感たっぷりのサスペンスですね。
何しろ今回は少女の命です。しかもタイトルが『私が殺した少女』・・・何とも不吉な予感を感じざるを得ません;
詳しくはネタばれにて触れますが・・
いやぁ、驚きです。
最後の最期でやっと真相が暴かれる訳ですが・・・こんなのってアリかー?
ありがちなのだけれど、驚きの真相。
事件関係者の動向に目が離せない展開です。ファイトだ沢崎!!
以下はネタばれ注意。
「誘拐事件の犯人が実は身内である事が多い」
という文章がありました。
「え!?そうなん?」という驚きと共に何とも哀しさがありますね。
今回の誘拐事件はその例に漏れず、しかも不意の事故も折り重なって大変な事態になってしまいました。
途中まで・・特に沢崎が駐車場で襲撃された後も「頑張って少女ー。どうか無事に生きていてくれ」と願った訳ですが、
無残な死体となって発見されてしまいました。しかも第一発見者は沢崎。
その場面を見たとき思わず「あぁ・・」と呻きました。なんてこった・・・
その後の沢崎が本当に痛ましいですね。
何度も何度も少女の推定死亡時刻を知りたがっている所に彼の“責任”を感じました。
沢崎は誘拐事件の時、犯人から身代金受け渡し人の命を受けた訳ですが・・
受け渡し途中、二人連れのバイク乗りに襲撃され、身代金を奪われてしまう。
そのまま病院に担ぎ込まれた沢崎。勿論
身代金の受け渡しは果たせなかった。
その結果が死体発見・・・
そりゃぁ胸も痛みますが「いやいや沢崎、お前が悪いんじゃない!!あの訳判らんバイク野郎達が悪いんだ!!そして一番悪いのが犯人だ!」と無意味な(爆)訴えをしていた訳ですが、彼は自分を責めていましたねー。
少女が死んだのが襲撃された後なのか前なのか・・・遺体の損傷と発見場所の環境が悪くて限定し難いのです。
「襲撃の後か前、どちらの可能性もある」というのですから性質悪いって;
余り表に出しては居ないが、彼の苦しみが窺い知れます。
沢崎が唯一暗記している女の電話番号が気になるところ(おい)
だから犯人らはむかついたなー。
しかも自分たちがやっておきながらよくもまぁ葬式で沢崎を責められるもんだ。呆れたね!!
特に母親!!てめーふざけんな!と怒鳴りたい。ショックで倒れた割には嫌に図太い神経じゃねーか、おい!!
弟だってねぇ・・・お前よく体当たりしたね。最期の方では良かったからまだいいが・・・やはり怒鳴りたい。
事件・話的には驚きの真相で・・・そういう意味では面白かったのでしょうが、やはり登場人物達に好感・印象を残せずです(汗)
でもまた沢崎シリーズは読んでしまうのではないかと思います。
チラホラ影を見せる渡辺もね、気になるんすよ(苦笑)
『私が殺した少女』読了!
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ある日渡辺探偵事務所に一本の電話が入った。
“男の様な声の女”にある場所まで来て欲しいという内容。
よく判らないままブルーバードを走らせ
指定された場所へ向う沢崎。
その先では何と誘拐事件が発生しており、待ち構えていた刑事に身柄を拘留されてしまう。
その後何とか釈放された沢崎であったが、誘拐事件容疑から外れた訳ではない。
何と釈放された訳にはとんでもない“任務”が課せられていたのである。
直木賞・ファルコン賞受賞作。
前回『そして夜は甦る』設定そのままのシリーズですね(当然)。
相変わらず孤独な私立探偵沢崎が事件真相を巡り駆け回ります。
前回は失踪及び狙撃事件。
今回は誘拐事件です。
バイオリン弾きの天才と謳われる11歳
少女が何者かに誘拐された。身代金は六千万円。
彼女を無事取り戻す事は出来るのか?
そして犯人は何者なのか?
緊張感たっぷりのサスペンスですね。
何しろ今回は少女の命です。しかもタイトルが『私が殺した少女』・・・何とも不吉な予感を感じざるを得ません;
詳しくはネタばれにて触れますが・・
いやぁ、驚きです。
最後の最期でやっと真相が暴かれる訳ですが・・・こんなのってアリかー?
ありがちなのだけれど、驚きの真相。
事件関係者の動向に目が離せない展開です。ファイトだ沢崎!!
以下はネタばれ注意。
「誘拐事件の犯人が実は身内である事が多い」
という文章がありました。
「え!?そうなん?」という驚きと共に何とも哀しさがありますね。
今回の誘拐事件はその例に漏れず、しかも不意の事故も折り重なって大変な事態になってしまいました。
途中まで・・特に沢崎が駐車場で襲撃された後も「頑張って少女ー。どうか無事に生きていてくれ」と願った訳ですが、
無残な死体となって発見されてしまいました。しかも第一発見者は沢崎。
その場面を見たとき思わず「あぁ・・」と呻きました。なんてこった・・・

その後の沢崎が本当に痛ましいですね。
何度も何度も少女の推定死亡時刻を知りたがっている所に彼の“責任”を感じました。
沢崎は誘拐事件の時、犯人から身代金受け渡し人の命を受けた訳ですが・・
受け渡し途中、二人連れのバイク乗りに襲撃され、身代金を奪われてしまう。
そのまま病院に担ぎ込まれた沢崎。勿論
身代金の受け渡しは果たせなかった。
その結果が死体発見・・・
そりゃぁ胸も痛みますが「いやいや沢崎、お前が悪いんじゃない!!あの訳判らんバイク野郎達が悪いんだ!!そして一番悪いのが犯人だ!」と無意味な(爆)訴えをしていた訳ですが、彼は自分を責めていましたねー。
少女が死んだのが襲撃された後なのか前なのか・・・遺体の損傷と発見場所の環境が悪くて限定し難いのです。
「襲撃の後か前、どちらの可能性もある」というのですから性質悪いって;
余り表に出しては居ないが、彼の苦しみが窺い知れます。
沢崎が唯一暗記している女の電話番号が気になるところ(おい)
だから犯人らはむかついたなー。
しかも自分たちがやっておきながらよくもまぁ葬式で沢崎を責められるもんだ。呆れたね!!

特に母親!!てめーふざけんな!と怒鳴りたい。ショックで倒れた割には嫌に図太い神経じゃねーか、おい!!
弟だってねぇ・・・お前よく体当たりしたね。最期の方では良かったからまだいいが・・・やはり怒鳴りたい。
事件・話的には驚きの真相で・・・そういう意味では面白かったのでしょうが、やはり登場人物達に好感・印象を残せずです(汗)
でもまた沢崎シリーズは読んでしまうのではないかと思います。
チラホラ影を見せる渡辺もね、気になるんすよ(苦笑)
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