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2013.07.21

喜多川歌麿女絵草紙‏

藤沢周平氏『喜多川歌麿女絵草紙』読了!

喜多川歌麿女絵草紙 〈新装版〉 (文春文庫)喜多川歌麿女絵草紙 〈新装版〉 (文春文庫)
(2012/07/10)
藤沢 周平

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江戸時代有名な浮世絵師、喜多川歌麿の連作短編小説。

彼が描く女性たち各々のエピソードが人情味溢れる藤沢氏調(?)で描かれている。

歌麿と言ったら・・・あの歌麿ですよね?!

歴史にも浮世絵にも知識のない自分でも知っている浮世絵名匠ー・・じゃないですか?(爆)

彼が美人画を描くときに思う絵へのひたむきさと、女性たちへの観察眼は

流石歴史に名を残す名人、とばかりに深いものを感じます。

自分の考え・感想からすると、歌麿は女性の「妖しさ」「不思議」「魅惑」といった点に

魅力を感じているのではないか、と感じました。

まぁそれは藤沢氏が描くことによって、別の人が描くことによって

違ってくるのかもしれませんが・・・自分がこの作品を読んで感じたのは「そこ」ですねー。

歌麿は若い頃、それこそ色々な女と遊び、女を知った気がしていたが40過ぎた近年

また女がわからなくなってきたと言う------そこにも面白さを感じているようですがね。

歌麿には花麿・竹麿二人の弟子と、一度嫁いだが舞い戻ってきた女弟子千代と暮らしている。

お千代は自分の中でお気に入り。彼女は通いでしたな・・失敬。

様々な女性を通した江戸時代の人達と、その時代を生きた浮世絵師、美人画、役者絵の文化や

情勢などがよく解りました。

ネタバレは特に書きません・・と、いうのもミステリーじゃないし連作短編集のようなものだから

最期まで引き継ぐ「謎」のようなものもありません故。




ただ、驚くのは中盤であの〇〇が!〇〇が登場するのですよ!

彼も有名ですね~・・でも同じ時代を生きていたのは知らなかったな・・・

彼の名前が出たときは若干の興奮がありました(笑)

まぁそれを差し置いても十分面白い作品だったので、自分としては満足ですな。



ただ最後が・・・切ないなぁ。歌麿、切ないですよねー・・・


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