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2014.05.17

神様のカルテ2

『神様のカルテ2』読了ー。

以前の感動をそのままに(笑)またも手に取る事となった第二作目。

神様のカルテ 2神様のカルテ 2
(2010/09/28)
夏川 草介

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映画も実写化されて暫く経ち、今度第二作目も発表されるそうですな2014年・・だったかな。正直まだ映画は見ていないし、見るつもりは無いっす(爆)
何しろイメージがね・・・どうもね・・・しっくりこないんですよね
しかもどちらかだけならともかく、主人公夫妻二人とも合わないからなぁ
いつかTVでやってタイミング合ったら見よう(爆)

さて今回主人公栗原一止が勤める本庄病院に新たな医師が加わる。
進藤辰也という栗原と同級生だった男だ。
昔から優秀で「医学部の良心」とまで言われた男が何故こんな辺鄙で小さな病院に?と不思議に思いながらも、かつての級友との再会に喜ぶ栗原。
だが直ぐに進藤へのクレームが相次ぐ・・・
患者にも無関心な態度、定時になると他の人が頼んでいるにも関わらず
さっさと帰ってしまうという。
かつての級友から驚く栗原は戸惑いながら進藤に質すが
彼はそれにもそっけなく応じるばかり。一体彼はどうしてしまったのか?
一方、栗原と榛名夫妻の住まいにも新たな住人が・・
これから特に目標も夢も見つかっていない今時風の青年で
「~すか」という語尾に栗原が苦言を呈する場面が面白い。
そして彼は「これからの目標は屋久島にしなさい」と住人から言われ・・(笑)


登場人物達の魅力そのままで何とも嬉しい一冊。
栗原の古風な言い回しとどこか抜けていて理論的な言動も好きだし
ほのぼのと、それでいてしっかり夫を支えている榛名サンも素敵。
そして独自の世界観を持ちつつ誇り高い(?)男爵も相変わらずである。
病院の患者達や砂川先生、看護師達もそのままであったようだ。うんうん。
今回の主軸は進藤先生と栗原の学生時代と友情かと思っていたのだが・・
実は中盤から違う展開が入っておりましたね。
『神様のカルテ』第一作でも泣かせて頂きましたが、今回も泣かせて頂きました・・
本当に涙零さないようふんばった!(事実)読んでいたのが公共の場だったものでね。
ここで泣いたら「何じゃアイツ」と見られること必至だったもので
本を閉じてひと段落してまた読み始めて・・・やっぱ駄目で
最期の最後は自宅で読みましたとも。
『神様のカルテ』第一作が気に入った方は絶対今回も楽しめるかと思う!
感動して泣いてしまうと思う!
実は第三作目も刊行しているんですよね。読みたいぃ!
が、お楽しみはとっておく人間なので暫し我慢です。
ネタバレはなぁ・・どうしよう。チラと書きます。










以下はネタバレ。













前半は前述した通り、「医学部の良心」とまで言われた進藤辰也が
何故あんな無関心な医師になってしまったのか、そして学生時代(大学)の栗原・進藤のエピソードが盛り込まれております。

しかし・・・昔からあの口調だったのか栗原先生(笑)
夏目漱石愛は長いんだね。
そして栗原の学生恋愛話まで!?
自分としては幼少時や小学生時代に美人で憧れの女性はいたけど
淡い恋心位で、本当の恋と愛は榛名さんかなー位に思っていたので結構驚き。
まぁ、ほぼ自分では気づかない程度の小さな恋情だったようだし
あっさり諦めている所から然程でもなかったようだし・・ま、いいか(おぃ)



この作品でも海堂尊氏らの医療小説でも同じ感想を持つが、
医療は崩壊寸前ですなー・・・医師や看護師らの負担が半端じゃない。
24時間眠れないのは当たり前、休日とれるのは年に数回か・・・
その中で「患者と親身に、常時対応」となると・・・いくら優秀で
立派な人物でも壊れてしまうよ、人間だもの。
それでいて「たらい回し」が出るたびに世間やマスコミから叩かれ叩かれ、ノイローゼ気味になり、そして休みなく働くなんて、厳しすぎる現実。
医師が少なすぎるんでしょうね・・しかも過酷でリスクの大きい故に(小児科とか産婦人科)専門医に就く人も少なく、残った専門医に負担が集中し、その果てに医療ミスが相次いでしまうという------負の連鎖。
患者からの立場からすると、確かに人為的ミスで親しい人が死んでしまったりしたら
医師を訴えたくなるしね・・その気持ちもわかるしな・・あああぁあぁぁ;
どうすりゃいいんだ・・・でもどうしようもない状況下で
ひたすら必死に働いているしか出来ないという。
教授とか学会・講演減らして医師業務増やすとか!?
でも学会も講演も新しい医療を知らしめるために必要だし・・・
あ、実はそうでもないとか?あぁぁぁ本当に難しい
実際医師の立場にならないと判らない問題でしょうからね。うん。
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