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2014.08.30

滝夜叉おこん

まろほしシリーズ五作目『滝夜叉おこん』読了ー。

滝夜叉おこん―まろほし銀次捕物帳 (徳間文庫)滝夜叉おこん―まろほし銀次捕物帳 (徳間文庫)
(2005/09)
鳥羽 亮

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銀次の手下(手代だっけ・・)松吉は不忍池の辺りで三人の牢人に絡まれている所を銀次の助けも借り、一人の娘を助ける。その娘はおこんという名で早川春蔵一座にいる軽業をやっているという。
松吉はその日以来おこんに入れあげ、日々一座の元に通うようになっていく。
一方巷では"土蜘蛛"という盗人達が再び仕事を始めたと噂になっていた。
"土蜘蛛"は神出鬼没の盗人一味で家人を一人も傷つけることなく、侵入する事はおろか暫くお金を盗まれた事も悟られない程見事なものだった。
そんな中能勢屋に彼らの手口で押し込みが入るが三人もの人が殺されてしまう。
千両箱に数両のお金が残っている手口から"土蜘蛛"の仕業だと思われるが、三人も殺している部分が今までの"土蜘蛛"手口から腑に落ちない・・・。事実"土蜘蛛"に詳しい市蔵親分も"土蜘蛛"の犯行とは思えない、という。
銀次は、能勢屋の犯行が"土蜘蛛"に詳しい者たちによるものだと考え調べ始める。

軽業というと・・今でいうサーカス団みたいなものですね。
正に綱渡りとか・・・玉乗りはなさそうですが(苦笑)そういった身体を張る技を見世物にする一座ですね。
その中でも花形?のおこん。一方巷では神出鬼没の窃盗団が再び出没し始めたって・・・
察しが良くなくても結びつきを感じてしまう展開ですよね。(爆)
軽業一座がどれくらいの頻度で一部の土地に留まるか判りませんが、一座が来た途端に窃盗団が出没したらめっちゃ疑われないか!?とハラハラしてしまう(爆)
そういう点もあり、この話の結末は序盤で読んでしまう・・・
気になるのは松吉とおこんの二人の行方かなぁと。



以下はネタバレ。




前述した通り、今回は早川春蔵一座と"土蜘蛛"が事件の主となっています。
結末から言ってしまうとー・・・まぁやはり(笑)早川春蔵一座="土蜘蛛"でした。
そして能勢屋を襲った一味は"土蜘蛛"ではなく、元"土蜘蛛"に居た&早川春蔵一座だった男たちだった。勿論本物の早川春蔵一座・"土蜘蛛"達は偽物だと気づいている訳で・・おこんは松吉と一緒に今の"土蜘蛛"犯人捜しを始める。
松吉は勿論おこんが"土蜘蛛"一味とは知らないけれど、おこんの勢いに押され一緒に探すようになっていく。何でそんなに犯人達を捜したいのか・・?そんな疑問は持たなかったのか松吉よ。(笑)
結局、偽"土蜘蛛"達は捕まり実は早川春蔵一座=本物"土蜘蛛"
だと判明するのだが、一歩遅く早川春蔵一座は姿を消していた・・そして勿論おこんも黙って詩型を消してしまうのだ。がっくりする松吉。まぁ今回は松吉の一人よがりでしたね。おこんは松吉の事を何とも思っていなかった様子・・
うむむ、報われぬ恋でした。

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