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2014.04.29

袖返し

はぐれ長屋の用心棒第二弾、『袖返し』読了。
第二作目、前回の登場人物、長屋そのままでさらに加えられた"華"で益々面白くなってきます。うん(何)

袖返し―はぐれ長屋の用心棒 (双葉文庫)袖返し―はぐれ長屋の用心棒 (双葉文庫)
(2004/06)
鳥羽 亮

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家督を倅に譲り、はぐれ長屋に住む牢人華町源九郎を主人公に、居合の達人・菅谷、研ぎ師・茂次や元岡っ引き孫六らが様々な事件に立ち向かうシリーズもの。
今回は華町源九郎と同門だった男・石川孫四朗からの依頼で、ある重要な書物を取り戻してほしいという事件だ。
今石川は奥田兵部之助という千石旗本の家臣で奥田が持っていた密書を掏られてしまったようだ。どのような書類かは明かせずのままであるが、華町は引き受けることに。
前の通りいつもの皆と礼金を等分し、皆で書類を探すことになった。

そして今回からお吟という元女掏りが登場。
十代の頃、華町の懐を狙い番屋に届けようと思うが、同じく掏りであるお吟の父親・栄吉からの「二度とさせない」という誓いを信じ、放免してやった。
今は完全に足を洗い浜乃屋という料理屋を営んでいる。
掏り関係については栄吉が詳しいとの事で、ふと再会した親子に話を訊く事となった。

今回自分はお吟が加わるのがとても嬉しいトコロ(笑)
掏摸の世界話になっているのだが・・・元を辿れば間抜けな旗本の話だな、うん。
そもそも密書(?)を持ったまま一人で夜道を歩き、掏られるなんて間抜けすぎるし・・・家臣はその尻拭いで本当に可哀想だなーと感じた。
その書類も書類だし・・・

その他ははぐれ長屋っぽく(?)皆の健闘が楽しかった。













以下はネタバレ。












前述した通り、間抜けな奥田旗本が女中との火遊び艶書を掏摸に盗まれてしまい、掏摸に脅されて金を巻き上げられてしまう(未遂)事件なのだ。
大体女中と艶書を交わし、その艶書を処分していなかったのもダメだし、良いお嬢様との縁談を機に女中から取り戻すのもダサすぎ
こういった事に苦心する家臣を憐れまないのか・・・

はぐれ長屋の連中が居なかったら危なかったんじゃないかな。
掏摸世界に通じている栄吉が居たし、・・・でも殺されてしまった栄吉は哀しかった。
"転びのお松"というこちらも女掏摸が黒幕で常蔵を操りつつ、凶暴な牢人を雇って旗本からお金を脅し取る毒婦。
長屋の仲間が色々聞き込んで、張り込んでやっと真相を解き明かした!凄い!岡っ引きはだしだねぃ。
最期に「掏摸から掏った」名人お吟も溜飲が下がったー
格好いいそ、お吟!



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