--.--.--

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

2014.08.16

閻魔堂の女‏

まろほし銀次捕物帳シリーズ第三弾『閻魔堂の女』読了ー。
というか結構以前に読み終えたのに感想が書いていなかったパターン

閻魔堂の女―まろほし銀次捕物帳 (徳間文庫)閻魔堂の女―まろほし銀次捕物帳 (徳間文庫)
(2003/11)
鳥羽 亮

商品詳細を見る


最近読了してそのまま感想かけていない事が多い(泣)記憶が曖昧になってしまうので
読み返さないとですなー

さて今回"まろほし"という独自の武器で罪人を捕まえる若い岡っ引き、銀次のシリーズ三作目になりますね。
下っ引きの松吉から押し込みがあったと報らせを受け現場に向かう銀次。
その時何故か捕り物好きで銀次の友人(?)でもある向井藤三郎も付いてきた。
押し込みがあったのは福田屋で奉公人や家人に死傷者はいなかったが、金と八百両程の値打ちがある反物をごっそりとやられていた。
福田屋で手代をやっている利之助が居なくなっていることからも彼が福田屋に手引きしたと思われる。
その手口から老練の岡っ引き安倍川の親分や銀次に手札を渡している島崎綾乃助は
押し込みをする店の奉公人を手引きに使っていることから考え、「上州党の仕業ではないか」と見当をつけてみた。
まず銀次は押し込みの姿を見ていないか周辺の住民らに聞き込みをしてみるのだが
中々良い情報は得られなかった。
そしてその帰り銀次は松吉と共に閻魔堂の前に一人で立っている女を見止める。
ほっそりとした美形の年増で、どこか「萩の似合う女」だった。
ただそこに立っているだけであるが、何故か銀次の心に印象を残したのである-----
題名が題名なだけに気になる女ではありますが(苦笑)、今回は押し込み事件の話である。
その事件を調べるうちに影をチラつかせる『閻魔堂の女』の正体とは?
まろほし銀次シリーズのレギュラー達が程よく(?)活躍する今作もまた楽しませてもらいました。
自分としては今回お転婆おきみちゃんが結構グイグイしていたかなぁと(笑)













以下はネタバレ(結末に触れているのでご注意)
















福田屋の押し込み事件から始まる今作だが、事件自体は数年前から"上州党"という
一味で繋がっている様である。
銀次の父親代から下っ引きをしている与三郎にも同じ考えらしい。
一方手引きをした利之助であるが、彼は事件後他殺体で発見される。
どうやら口封じの為殺されたようだが、殺された手口から
以前連続殺人の罪で追われている"おがみの辰"という男の仕業だと判った。
"おがみの辰"は上州党と繋がりがあるのか・・・?という事で今度は"おがみの辰"事辰吉について調べを始めることにした銀次。
"おがみの辰"の情婦が以前働いていたという船政という店等聞き込みを開始するが
実はその船政の主・鶴兵衛が上州党の一味で度々嗅ぎまわってくる銀次を始末しようと
夜道刺客に襲わせる。向井の助けで何とか切り抜けていく銀次だが
その合間にも上州党は別の大店に押し込みを働くのだった。
上州党の手口として店の奉公人を引き込む際、女を使っているようだと考え
銀次は閻魔堂の女が関わっているのでは・・・と女を見たという目撃者の子供に頼んで
また閻魔堂の女を見かけたら知らせて欲しいと頼む。
遂に上州党の塒を突き止めた銀次達は一味の頭たちと共に捕縛した。
頭は鶴兵衛ではなく、もっと大物の惣右衛門という男。そして捕縛する時一緒に居た
閻魔堂の女も捕まえることが出来たのだった。
やはり女は店の奉公人を引き込んで手引きをさせる役割だったらしく
福田屋の次に押し込みをされた渥美屋の奉公人・柴太郎を籠絡した後口封じの為殺されていた。
上州党は掴まり、上州党に雇われた牢人は向井が始末して事件は一件落着-----
うーん、ありがちとはいえ女に籠絡されて店の押し込みに加担するとは
可哀そうとは言えど、自業自得でしょうなぁ。
真面目に仕事を頑張っていた人間ほど、一度恋に狂うと始末に負えなくなるのだが・・・
よくこういう時「女は怖い」というもので、確かにそうだと思いつつも
「いや、男が馬鹿なだけだと思う」とも感じるね。
そして前述した通り今回は探索の手伝いをする名目で(笑)銀次にグイグイ迫るおきみが面白かった(爆)
一味がいるとされる船政を見張る為近くの店に奉公したり
銀次が襲撃された時おびえながらも逃げなかった所と・・・あからさまになってきてます(笑)
銀次はまだ岡っ引きが面白い時期なので女の相手はしていませんが
おきみと周囲はそう思っていないようで、銀次の母親だけでなく向井まで
けしかけてくるのはねぇ・・・面白いねぇ(おい)
今後もおきみは銀次の周りにちょいちょい出てきますが・・・
銀次の心が変わるのはいつのことになるかな・・・?(笑)



スポンサーサイト

この記事へのトラックバックURL
http://koukinnoran.blog32.fc2.com/tb.php/559-be316b30
この記事へのトラックバック
この記事へのコメント
管理者にだけ表示を許可する
 
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。